NEXTEPの社内公募プロジェクトから制作されたドラマ映画。

舞台は現代の鶯谷。

山手線で「乗降客数」ワースト1、「イケてない駅」ナンバー1とも言われ、ラブホテル街でもおなじみの「鶯谷」。
しかし実は、明治時代には正岡子規(俳人)や岡倉天心(思想家)などの有名文化人たちが集結するカルチャーの発信 地だったことを知る者は少ない。

主人公の根岸はつねは、祖母が経営するラブホテルの一室に住み込み、そこで働いているが、毎日無気力で鬱々とした 日々を送っている。
そんなはつねに取り憑いたのは、明治時代の三流俳人・素太郎。鶯谷の地縛霊で、正岡子規に憧れ、自分が納得できる一句を詠みたいと思っている。はつねは厄介な素太郎を成仏させ ようと、俳句作りに協力するのだが…。
様々な幽霊たちとの出会いと別れ…。主人公の成長物語。